反芻思考とは何か——研究が分けた「二つのぐるぐる」
反芻思考は「苦痛の症状とその原因・結果に、繰り返し受動的に注意を向ける反応の仕方」として定義された心理学の概念です。約1,300人の地域住民を1年追った研究、約1,130人のデータを因子分析した研究、そして反芻に的を絞った認知行動療法の試験まで、原典に当たって「ぐるぐる」の中身を整理しました。
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反芻思考は「苦痛の症状とその原因・結果に、繰り返し受動的に注意を向ける反応の仕方」として定義された心理学の概念です。約1,300人の地域住民を1年追った研究、約1,130人のデータを因子分析した研究、そして反芻に的を絞った認知行動療法の試験まで、原典に当たって「ぐるぐる」の中身を整理しました。
ワークエンゲージメントは「活力・熱意・没頭」の3要素で定義された、仕事に関する肯定的で充実した心理状態です。バーンアウトの正反対として提唱されながら、因子分析はその想定を支持しませんでした。原典の測定論文、11万人規模のメタ分析、厚労省の白書に当たって整理します。
セルフコンパッションは「自分への優しさ・共通の人間性・マインドフルネス」の3成分として定義された概念です。27件のRCTをまとめたメタ分析は介入の効果を報告する一方、測定尺度そのものへの強い批判もあります。原典と批判論文の双方に当たり、この概念がいまどこまで支えられているかを整理しました。
将来が見通せない感覚、少しの出費への罪悪感、使うこと自体への怖さ。お金の不安をひときわ強く感じるという声は、感受性が高い人から多く聞かれます。この記事では数字と感情を分けて、お金の不安と上手に付き合うための家計管理の工夫を紹介します。
怒られるのが怖くて、毎日の仕事や人間関係に疲れていませんか。感受性が高い人にとって珍しくないこの悩みについて、怒られた直後の応急処置から、怖さと上手に付き合う7つの考え方、環境を見直す選択肢まで、職場での場面を中心に丁寧に解説します。
HSPと食事・栄養、そしてメンタルヘルスの関係について、研究は何を示しているのでしょうか。食生活の改善とうつ症状を検証したSMILES試験やメタ分析、厚生労働省のバランス食の情報を整理します。特定の栄養素やサプリに頼るより、日々の食卓をゆるやかに整える視点と、不調が続くときの相談先をお伝えします。